『熱交換塗料』のご紹介。

『熱交換塗料』タフコートは、塗料に含まれた熱交換成分により、照射された熱エネルギーを消す事が出来る画期的な塗料です。

これまでの『遮熱（反射）塗料』

これまでの『遮熱（反射）塗料』は、太陽光線を反射させる事で、断熱効果を期待するものでした。
太陽光をより多く反射させる事で、照射面に発生する輻射熱の発生量を抑え、塗布面の温度が上がる事を抑えるものでした。
そのため、白色、もしくはそれに近い色、もしくは、光沢のある塗料でした。
しかし、表面の汚れによって、『熱反射率』が低下してしまい、本来の性能が発揮できなくなり、断熱効果が期待できなくなってしまいます。

『熱交換塗料』とは

図１　夏場の性能 図２　冬場の性能

従来の反射や断熱の考えとは全く違う塗料です。 太陽光線が塗料の表面に当たると、その中の赤外線の一部が熱エネルギーに変わり、塗膜内で分散、移動をします。 塗膜には熱交換用の特殊な材料が入っており、熱が接触するとたちまち、その特殊材料のエネルギー変換が起こります。 表面層で起こる為に大半の熱は運動エネルギーとして消費されます。

熱交換塗料の利点

1. 濃色塗装が可能。
2. 塗料表面が汚れや摩耗、傷がついたりしても放熱効果が低下しない。
3. もともと光沢がでないので、安価で広範な樹脂が利用可能（屋根や防水層のトップコートに）

塗料内部に消熱の仕組みがある為、反射率の高い色である等、問題になりません。
また、同様な理由で、塗装面の状態による性能の劣化等もありません。

資料ダウンロード

以下から、関連資料をダウンロードする事が出来ます。

※全てpdf形式のファイルです。

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